安全科学教育研究センターは、令和7年4月に、最先端の研究を行う大学における合理的な環境安全マネジメントを展開するために、新設されたセンターです。
本センターは、名古屋大学においてこれまで蓄積されてきた環境安全管理に関するノウハウ・データをベースとし、環境安全に関する高度研究を遂行し、研究に裏付けされた環境安全実務・教育の高度化と合理化、システム等の開発等に基づき、科学的・技術的に裏付けされた合理的な環境安全実務の実証、効果的な教育の実践を目指します。
本センターでは、この分野での専門性のある教員体制による高度研究の成果に基づき、学内の具体的な環境安全管理業務、教育を実践するという、「研究」、「教育」、「実務」を融合させることを主なるコンセプトとしています。このため、現行の学内の環境安全に関する実務・教育を実施している運営支援組織である「環境安全衛生管理室」と連携を密とし、環境安全衛生管理室における業務・教育の展開に、高度研究による科学的な知見を加えることで、研究に下支えされた業務・教育の実証を通じ、環境安全マネジメントの質を著しく向上させることを目指します。本学において合理的な環境安全モデルを研究・展開し、延いては日本全体の大学の合理的な環境安全モデルの構築の実現を目指すセンターです。
名古屋大学では環境安全衛生に関する業務、管理運営、企画・立案を行うため、環境安全衛生推進本部が置かれています。推進本部内には環境安全衛生管理室が置かれ、各部署と連携しながら、環境と安全に関する教育の企画・立案・実施、事故発生時の調査・再発防止策の検討、化学物質管理、高圧ガス管理、実験系廃棄物管理等を行っています。
学内の安全・教育等の活動の詳細に関しては環境安全衛生管理室のホームページをご覧ください。
安全科学教育研究センター/環境安全衛生管理室では、教育教材を作成しています。